女性たち
ドンが、わずかに外界とつながっていられるのは隣家のウィンストン一家のおかげだ。
料理上手の妻が食事に招かれ、気のいい夫がいろいろ話し相手になってくれる。
愛人が去った翌日、ドンは、ウインストンに、配達されてきた一通の手紙を見せる。
そこには「あなたにはわたしとの間に十九歳の息子がいる。彼は父親を捜すため旅に出た」とあった。
差出人の名前はなく、消印もぼやけている。
どこから誰が出したのかわからない。
すると、ウィンストンが可能性のある女をリストアップしろと言う。
ドンが五人の名前を書いたリストを渡すと、探偵ゴツコが趣味のウィンストンが五人の所在を調べ上げる。
ひとりはすでに死亡し、残りは四人。
ウィンストンはドンに、彼女たちをひとりひとり訪ねて、誰の息子かを確かめろと勧める。